特級クラファン2025:インタビュー・山本悠流さん(2024銀賞)

2025ピティナ特級クラウドファンディングでは、「特級の音色を全国へ届けたい」という想いのもと、より多くの地域へ特級ピアニストを派遣し、皆さまと直接触れ合う機会を設けることを目指しています。
全国の支部入賞者記念コンサートへのゲスト出演にかかる交通・宿泊費は、遠方の地域の支部にとっては大きな負担となります。クラウドファンディングのご支援で派遣費用を負担することにより、全国各地へ均等にその機会を与えることができます。
2024年度は17地域(うち海外1カ国)、32公演に特級ピアニストを派遣しました。2025年度は、第一目標(200万円)の達成で約13地区程度、第二目標(400万円)まで達成すると31地区程度にピアニストを派遣することができる見込みです。(※2024年度実績平均による)
今回は、2024特級銀賞の山本悠流さんへ、入賞後の全国での交流の様子、そしてその経験がアーティストとしての成長をどのように促したか、お話を伺いました。

山本さんには12月から3月にかけて、沖縄・愛媛・福井・静岡・町田・倉敷と6地区の支部入賞者記念コンサートへお出かけいただきました。今まではそのような地域に行かれたことはありましたか?
いえ、ほとんどの地域が初めてでした。私は東京生まれ・神奈川育ちなので、それ以外の地域に行くこと自体があまりなかったんです。沖縄は6歳か7歳の時に一度行ったのですが、記憶がほとんどなく。それ以外はもう全部初めての土地で、すべてが新鮮でした。
移動は大変でしたか?
2月の愛媛から福井への移動が大変でした。2/23、24と2日連続で本番があって...(中略)...幻想的な雪景色や恐竜たちに迎えられ、無事にたどり着くことができました。
入賞者記念コンサートでの子どもたちとの出会いで、思い出深かったことはありますか?
...(中略)...「めちゃくちゃ上手だった!」と話しかけてくれた小さな子がいて、すごく可愛かったです。

各地の支部の方々とも色々なお話ができましたか?
...(中略)...配信の影響力を感じました。特級期間中にメッセージをくれた子との再会もありました。
各地での楽しかった思い出は?
岡山では大原美術館や鷲羽山、福井では恐竜博物館や東尋坊...(中略)...食べ物が本当に美味しくて!
今までに行ったことがなかった土地を訪れたことは、山本さんの音楽に影響を与えましたか?
...(中略)...東京にいたらその感触は味わうのが難しいですね。
各地のホールを回っての本番の経験はいかがでしたか?
...(中略)...「音楽の枠組み」みたいなものも徐々に見えてきたような気がします。

今後行ってみたい地域はありますか?
北海道はまだ行けていないので、ぜひ行ってみたいです!
最後に、クラウドファンディングを通じて応援してくださっている皆さまへ一言お願いします。
昨年の特級を応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。...今年もまた、多くの参加者が特級に挑戦しています。引き続きご支援・ご注目いただけると嬉しいです。
山本さん、どうもありがとうございました。

(2025年6月25日、ピティナ本部事務局にて)
インタビュー全文へみなさまのご支援により各地にピアニストを派遣することは、こうした若いピアニストたちの未来を一緒に育てていくことにつながります。一人でも多くのご支援をお待ちしております。
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