三井住友信託銀行と遺贈寄付に係る連携協定を締結
遺贈寄付に係る連携協定を締結

左:福田成康氏(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会専務理事)
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(以下、ピティナ)は2025年5月20日(火)、株式会社三井住友信託銀行と「遺贈希望者に対する遺言信託業務の紹介に関する協定書」を締結いたしました。これにより、ピティナへの遺贈寄付を希望・検討される方へ、相続・遺言に関する相談から執行までをトータルサポートする三井住友信託銀行の専門窓口をご紹介することが可能になりました。
ピティナではこれまで、ピアノや音楽教育の未来に永く貢献したいとお考えの皆様から、様々なご相談を受けてきました。
「長くピアノ講師として生きてきました。次の世代の音楽教育にも、貢献できることがあれば嬉しいです」
「様々な困難に直面している子どもたちにも、音楽にふれられる未来をつくってあげたい!」
「大切に使ってきたピアノ。ただ売ってしまうより、誰かの役に立つ形にできませんか?」
こうしたおもいを次の世代に繋いでいくため、2020年より遺贈寄付の受入体制を整備しています。

遺贈寄付とは、個人がお亡くなりになった時に、資産の全部または一部を特定の団体に寄付することをいいます。法的に効力のある遺言書を正確に作成するには専門的な知識が必要となるため、寄付を受ける団体と専門家・専門機関との連携が重要となります。今後、遺贈寄付を検討する方がピティナにご相談いただいた際には、内容に応じて三井住友信託銀行の窓口にお繋ぎし、より安心して遺言書に寄付の意志を遺していただくことができるようになります。
ピティナへの遺贈寄付は、コンクールの冠賞などを通じた若手ピアニストの育成支援、学校へのアウトリーチコンサートやストリートピアノ普及による地域貢献、ピアノ・音楽教育に関する調査研究支援など、様々な分野の中から寄付者のご希望に応じて活用させていただきます。
締結日の2025年5月20日(火)には、三井住友信託銀行日本橋営業本部にて、調印式を執り行いました。

調印を行ったのは、歴史的背景や意匠性から重要文化財に指定されている三井本館の地下1階、大貸金庫前。この大貸金庫の前のスペースでは、音楽大学の学生・卒業生等の若手演奏家の方々へ演奏機会を提供すること、そして市民が文化財の中で芸術に触れる機会を提供することを目的に、たびたびサロンコンサートが開催されています。文化的な価値の継承を大切にする銀行と協定書を交わす意義を、深く感じさせる象徴的な調印式となりました。
ピティナでは、現金による遺贈寄付はもちろんのこと、不動産や有価証券などの評価性資産を含む包括遺贈のご相談も承っています。
音楽活動や音楽教育の未来に遺贈寄付することを検討されている方は、お気軽にご相談ください。


三井住友信託銀行日本橋営業部
所在地:〒103-0022東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
TEL:0120-579-100/03-3270-9511
HP:https://mappc.smtb.jp/b/smtb/info/100/