入賞者のその後:福井支部入賞者記念コンサートにて津野絢音さんがゲスト出演
津野絢音さんがゲスト出演
2月28日には福井支部主催の入賞者記念コンサートが開催されました。福井支部からのレポートをお届けします。
2026年2月28日(土)、ハーモニーホールふくいにてピティナ・ピアノコンペティション福井地区予選優秀賞受賞による入賞者コンサートを開催いたしました。早春の息吹を感じる佳き日、福井の地で未来のピアニストたちが一堂に会しました。本コンサートには、厳しいコンペティションを勝ち抜いた計38組の生徒様が出演。日頃の練習の成果を存分に発揮し、小ホールいっぱいに瑞々しい音色を響かせてくれました。

今回のハイライトとして、ピアニストの津野絢音さんをお迎えし、招待演奏を披露していただきました。
【プログラム】ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 より 第1楽章・第4楽章
ショパン:エチュード ハ長調 Op.10-1
生徒様にとっての「憧れの曲」をあえて選曲してくださった津野さん。10-1の華やかなアルペジオ、そしてソナタ第3番の重厚かつドラマチックな旋律に、会場全体が息を呑んで聴き入りました。指先から紡ぎ出される圧倒的なテクニックと豊かな表現力は、出演した生徒様や保護者の皆様にとって、大きな刺激と深い感動を与えてくれました。

演奏後、津野さんからは出演者の未来のピアニストたちへ温かいメッセージが送られました。
「このステージが、みなさんのさらなる大きなステップになることを祈っています」
この言葉は、一生懸命にピアノに向き合ってきた子どもたちの心に深く刻まれたことでしょう。成功も課題もすべてが次の成長への糧となる。そんな前向きなエネルギーに包まれた、素晴らしい締めくくりとなりました。
早くも6月からは、新たなコンペティションがスタートします。本日のステージで見せてくれた情熱をそのままに、次なる目標へと向かう生徒様たち。私たちも、未来のピアニストたちがより一層輝き、活躍されることを心より応援しております。
出演者の皆様、ご家族の皆様、本日は本当におめでとうございました!
レポート◎ピティナ福井支部 宮田悟夫
福井支部入賞者記念コンサートにて演奏させていただきました。父方の祖父母が富山に住んでいることもあり、北陸にはこれまで何度か訪れたことがありましたが、演奏で伺うのは今回が初めてで、以前からとても楽しみにしていました。
福井県立音楽堂ハーモニーホール、今回の会場は「小ホール」と伺っていたものの、600席を有する立派な空間で、そのスケールと充実した響きに驚きつつ、身の引き締まる思いで舞台に立ちました。
終演後は帰りの新幹線の時間が迫っており、皆さまとゆっくり交流できなかったことが心残りではありますが、時間のことまで細やかにご配慮くださり、準備から当日まで温かく支えてくださった福井支部の先方、そして熱心に耳を傾けてくださったお客さまに、心より感謝申し上げます。
今回で、特級入賞者としての入賞者コンサート・ゲスト出演は最後となりました。この期間、北から南まで多くの地域を訪れましたが、そのほとんどが私にとって初めての土地でした。それでも、特級の配信などを通して以前から応援してくださっていた方々や、初めて訪れた私を温かく迎えてくださる皆さまに人のあたたかさや地域ごとの魅力を改めて深く感じることができ、毎回感謝の気持ちでいっぱいでした。
ありがたいことに、これほど本番が続く期間は私の音楽人生の中でも初めての経験でした。多くの学びと気づきを得ると同時に、正直なところ反省点も数えきれないほどあります。だからこそ、この経験を糧にさらに研鑽を重ね、またそれぞれの地域の皆さまの前で演奏させていただける日が来たときには、何倍にも成長した姿をお届けすることで恩返しができるよう、これからも真摯に歩み続けてまいります。
このたびの貴重な機会に、心より御礼申し上げます。
津野絢音
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2026年はピティナ創立60周年であるとともに、ピティナ・ピアノコンペティション開催50回、ピティナ・ピアノステップ開催30年目の節目にもあたります。
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